2009年06月01日

「東京タワー」に観る大切なこと

5月末でプロジェクトが終了した。
今月からは東京で仕事。
出張先での日々が終わり、すっきりした気分。
プロジェクト期間中は短期目線になってしまうことが多かったので、1週間休暇を取って、棚卸を行い、将来について考え用と思う。


昨日は、映画の「東京タワー」を見た。
リリーフランキーの書いた小説は今まで読んだ中で一番心にしみる、感動的な小説だった。
その映画版ということもあり、かなり期待しての鑑賞。

映画だと2時間以内という時間の制約があり、テンポが早すぎるなと思うところもあったが、やはり感動する。

人はどうして、「何が大事か」を知りつつも、
ついついそれをおろそかにしてしまうのだろう。
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2009年03月08日

【映画】ベンジャミン・バトン 数奇な人生 の感想

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 を鑑賞したので、ちょっと感想。

全体を通して、「今」という時間の大切さを感じた。
過去でもなければ、未来でもなく、
今、生きていること、今の状況が大切なのだと。
そのために、今、この瞬間の人生をを最大限に有意義にするために何をするをプライオリティとして、一つずつの行動や考え方に落とし込んでみよう。

過去のことを考えてくよくよしたり、未来のまだ起こってもいないことに過度に心配するのは、まったくの無駄なのだ。
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2009年02月18日

【読書】人は「話し方」で9割変わる



■感想
コミュニケーション・会話術の本は何冊か読んでいたので、
私にとっての新しい発見はそれほどはなかった。
しかし、初めてこういった類の本を読む人にとっては、読みやすい本だと思う。

こういった本を読んでいるからか、意識しながらコミュニケーションを図れる事が増えて、以前よりもコミュニケーションスキルは向上したように感じる。

■内容(面白いと思ったところ)

・会話は、筋書きのないドラマ。自分の想像していない方向に飛ぶから楽しい

・相手と会話するときには、
 1.事前に、相手の話したい、聞きたいことを考える
 2.会話の最中には、相手の状況を考える

・アイコンタクトは、相手よりも1秒長く

・あいさつは、先手必勝

・謝るのは、自分から。それも、出来るだけ早く、率直に。

・家族との会話
 1.毎日一回、少しでもいいから、目を見て、話をする。
 2.その日あったことを話す
 ※特に、子供の話に耳を傾けることは大切

・自分の意見を伝える
 1.相手の質問の意図を察する
 2.言い回しを工夫する
 3.一呼吸をおいて、自分を見つめる
 4.肯定的な表現を試みる
・いきなり相手を否定しない。クッションワードを用いる
・余計な一言(感情的な言葉)を慎む


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2009年01月01日

【読書】人は仕事で磨かれる

偶然ブックオフで出会った一冊。
経営者を目指す人は、ぜひ読んでおくと良いのでは。




■評価: ☆☆☆☆
間違いなく、この時代の名経営者の一人である『丹羽宇一郎』
丹羽氏が経営者に至るまでの道筋と、伊藤忠の経営者としてどのように考えて経営者としての決断を下したかを読みやすいタッチで書かれている。

一見破天荒だとも思われるその経営手腕は、幼少からの読書習慣と、正義感、そして行動力から生まれている。
人間の能力は皆ほとんど同じだと説いており、当たり前だと感じられる人間性を磨くことが、ビジネスマンにとって必要であることを感じる。

読後は、「よし、自分も思い切ってやってやるぞ」というスッキリした気分になる。

■キーメッセージ
・「クリーン、オネスト、ビューティフル」
汚いこと・法律違反をしない、有言実行で嘘をつかない、品位を保つ。

・「自分の価値観がしっかりしていれば自律自制の精神も自ずと働いてきます。厳しい局面に遭遇しても軸がぶれないから適切な判断を下せます。社会生活における行動規範というものは常識的なものばかりです。しかし常識というものは相当勉強しないとそれを維持していくことはできません」

・経営者であるとしても、毎日専用車で出勤をしていたら、社員の視点に立てなくなり、さらに、自分の悪い欲が出てしまう。任期の6年が終わったら小父さんになるのだから、社長になっても満員電車での通勤をする

・「企業にとって重要なのは、儒教の言う『仁、義、礼、智、信』だえあり、その中でも、一番大きなものは『信』なのです。」

・「読書は想像力を育む」
特に、考えて読む読書が今の若い人には足りない

・「声なきは、会社に対する反逆である」
会社に対する不満を面と向かって言わず、裏でこそこそ話すことは、会社に対する反逆である。感じることがあったら、はっきり声を出して言うべきである

・「涙が出るくらいの感動・感激がある仕事をしろ」
若い人には、もっと自分から行動を起こして欲しい。
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2008年12月28日

【読書】シックスシグマ

シックスシグマの概要が1時間で読める本



■評価: ☆☆☆☆☆ (5点満点中)
1月からアサインされるプロジェクトで必要となるシックスシグマの知識を得るため、本を数冊入手。
まず始めに手に取ったこの本は、とても読みやすく、初心者がシックスシグマの概念を理解するには、最適だと思う。


■キーメッセージ

・シックスシグマは、もともと品質の良さを表す(正確に言えば、ミスのバラつきを表す)指標であったが、モトローラやGEによって、現在は経営改革の一つの手法としての意味でも用いられている。

・シックスシグマの目的とは、顧客満足度を高める改善をすること

・シックスシグマでは、目的を達成するために、人に対するアプローチ(ピープルパワー)と、プロセスに対するアプローチ(プロセス)が存在する

<ピープルパワー>
・ピープルパワーでは、全社的な改善活動だということを明示するために、企業の取締役クラスの上層部に、プロジェクトのオーナーとなってもらう(エグゼクティブチャンピョンと呼ぶ)

・会社の支援が得られなかった、ということがないように、企業内で発言力がある人に、会社とプロジェクトの間に立って、プロジェクトの資金調達やメンバーアサイン等を支援してもらう(プログラムチャンピョンと呼ぶ)

・やる気があり、創造力がある、社内で最も有望な中堅メンバーに、
実際にフルタイムで改善活動のプロジェクトを推進するリーダーとなってもらう(ブラックベルトと呼ぶ)その際、ブラックベルトには十分な権限を与える。

・実際の活動メンバーには、それぞれのメンバー一人ずつの役割を明確にする

・ブラックベルトには、プロジェクトの成功の対価として昇格や賞与等の、モチベーション向上に繋がる仕組みを用意する

<プロセスパワー>
・企業の問題そのものに対処するのではなく、その問題の原因を特定し、優先順位をつけて改善する。問題の原因は、各問題が発生するプロセスを詳細に書き出して特定する

・改善活動は以下の4ステップで行う
1.測定 : 数値的に問題を定義し、問題の大きさを測定し、目的となる基準点を決める
2.分析 : プロセスマップを書いて、問題の原因を分析する
3.改善 : 実際に改善活動を行う
4.管理 : 改善活動が継続的にいくかを管理する。(指標の計測、スケジュール管理、役割の明確化)プロジェクトの成功のためには手法を変えることもありえる。





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2008年10月28日

脳と気持ちの整理術

今回読んだ「脳と気持ちの整理術ー意欲・実効・解決力を高めるー」という本が、なかなかおもしろい本だったので、簡単に紹介したいと思う。


■評価: ☆☆☆☆☆ (5点満点中)

著者は、「脳がさえる15の習慣」を書いた築山節さん。

脳神経の専門医で多くの人を見てきた経験と、
脳の研究者としての科学的な見解という2つの視点によって、
説得力ある、脳の能力を高める方法を示している。

また、本書は、研究者にありがちな抽象的な話ではなく、
営業マンだったらこうしなさい、サラリーマンだったらこの方が良い、
という具体的なアドバイスまで行っているので、実践しやすい。

個人的には、既に知っていることもいくつか含まれていたが、
改めて一歩深い理由まで説明されている本書を読むと、
こういう原理だったんだ、と新たに思うこともあった。

今回の本では、チェックした点が多くなってしまった。
自分にとって斬新だと思った内容を列挙していきたい。





■「脳がさえる15の習慣」で面白いと感じたポイント(引用)
・意欲を高めるには「欲、好き嫌い、ほどよい興奮」
 好きになるためには、成功体験を少しずつ反復して積み重ねることが大切

・5歩先にいきなり進もうとしても、脳は進めない。
逆に「できないこと」に向き合っているうちに、嫌いになっていく
難しい問題も分解して、今の自分にもできそうな一歩目をまず見つける。

・「テキパキと行動している状態」が脳に程よい影響をもたらす


■脳をリフレッシュする技術
・同じことを続けていると脳は疲れやすい
 ⇒紙に書いたり人に説明することで、主導的に取り組む
 ⇒場所を移動して考える

・時間を決めて行動し、制限時間内に終わらなくてもアウトプットを出す

・自分のためではなく、「誰のためにやるか」を考えて行動する
 1.行動目標が具体的にある
 2.人からの感謝や評価は意欲を高めるエネルギー源

・「気になっていることリスト」を作成する
 1.今気になっていることを紙に書き出す
 2.優先順位・緊急度が低いものを消す
 3.後で行うものを消す
 4.今実行できることを実行してしまい、リストから消す
 5.残った中で特に重要な問題を赤ペンで囲む
 6.他人に任せる問題を青ペンで囲む

・机の整理をする
  1.他のものが目に入ってしまうと、気になってしまう。
  2.モノを整理すると、頭も整理される

・記憶を強化する方法は、『出力』をすること

・長期記憶に入れるためには、
 1.ファイル化する。カテゴリで分ける
 2.相手の話や本の内容を要約してまとめる
 3.その日のうちに再度思い出す

・キーワードを記録しておき、キーワードから連想する
 1.差異に注目する
 2.意見と論拠を抑える

・アイディアを生み出すためには、
 1.悩みぬく
 2.普段の環境からさまざまな情報を得る
 3.目的意識、問題意識をもって考える
 4.制約を与えられる


・閃きの連鎖を生むコミュニケーション
 ⇒ホワイトボードを使ったMTG

・目を休ませることも大事
 散歩、ぬれたタオル

・何かを証明するには、一人の人の役に立とうという意思も伴う個々の事例と、
データからの情報の両面から攻める

・解釈を変えることで、不快も快にすることができる

・目標は人生の舵となる
 目標は、頭だけで考えるのではなく、書きながら考える

・現代人は、焦りすぎている
焦れば焦るほど、基礎を省略してしまう。
一歩ずつ進むことも大切。
継続できることが一番重要である。



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2008年09月30日

夢をかなえるゾウ

書籍販売ランキングの上位に居続けたベストセラー本。




■評価: ☆☆☆☆☆ (5点満点中)
人生で成功する(この本における成功の定義は「大きなことを成し遂げること」)上で必要なことを、笑いと共にユーモアに伝えてくれる本。

自分はまだできるはず、と思っているビジネスマンに向けられた本であるが、仕事で成功を収めたいと思っている人のみならず、誰が読んでも多くの気づきを得られるだろう。

書かれている内容は、他の成功本と大差ない。しかし、この本は、自らの経験を重ねやすいソフトなストーリー展開と、課題を毎日こなす仕組みによって、「行動に反映しやすい」という点で、他の成功本との違いがある。

「成功のためには、『意識』を変えるのではなく、『習慣』を変えることによって、『行動』を変えよう」というのが、この本のメッセージである。

私は、世の中の人は成功するためにすべきことはわかっているが、それを実行できるができないかが勝敗を分けると思っているので、実際の行動を促す本書はすばらしい。
一読の価値あり。

■キーメッセージ

・一番心に残ったフレーズ

「『人間は意識を変えることはできない』んやで。
みんな今日からがんばって変わろう思うねん。でも、どれだけ意識を変えよう思ても、変えられへんねん。人間の意志なんてめっちゃ弱いねん。
でも、みんな『意識を変えよう』とする。それは、『楽』やからや。みんなめっちゃ頑張ってる未来の自分を想像するの楽やろ。だってそん時は想像しとるだけで、実際にはぜんぜん頑張ってへんのやから。それはある意味自分に『期待』してるんや。
たとえば自分は『今日から本を毎月5冊読む』と決めても実際にはでけへんのに自分に期待してしまいよる。読める思てしまいよる。
本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて『具体的な何か』を変えなあかん。具体的な、何かをな」


■ガネーシャの名言集
1. 靴をみがく
2. コンビニでお釣りを募金する
3. 食事を腹八分におさえる
4. 人が欲しがっているもの(欲しがるであろうもの)察して先に与える
5. 会った人を笑わせる
6. トイレ掃除をする
7. まっすぐ帰宅する
8. その日頑張れた自分をホメる
9. 一日何かをやめてみる
10. 決めたことを続けるための環境を作ってしまう
11. 毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
12. 自分が一番得意なこと(長所)を人に聞く
13. 自分の苦手なこと(短所)を人に聞く
14. 夢を楽しく想像する
15. 運が良いと口に出して言う
16. ただでもらう
17. 明日の準備をする
18. 身近にいる一番大切な人を喜ばせる
19. 誰か一人のいいところを見つけてホメる
20. 人の長所を盗む
21. 求人情報誌を見る
22. お参りに行く
23. 人気店に入り、人気の理由を研究する
24. プレゼントをして驚かせる

・最後の課題
T. やらずに後悔していることを今日から始める
U. サービスとして夢を語る
   ⇒人を幸せにするような夢、皆が応援してくれる夢を語る
V. 人の成功をサポートする
W. 応募する
   ⇒自分の才能が他人に判断される状況に身を置く 
X. 毎日、感謝する

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2008年09月22日

「鏡の法則」

昨日読んだもう一冊の本がこれ。
「鏡の法則」




■評価: ☆☆☆☆ (5点満点中)
100ページ以内という薄さで、人生での物事の捉え方と、他人との付き合い方を再考させられる本。心理学の考え方が盛り込まれている。

この本でジーンとさせられる人も多いというが、私もこの本を読んでジーンとなってしまったうちの一人。

この本で得た教訓をいかに人生や普段の生活にいかに結びつけるか、が重要となる。

手軽に読めるので、どの人でも一度試してみる価値あり!

■□キーメッセージ

人生で起こるさまざまなことや結果は、自分の心の中に原因がある。つまり、人生で起こることは、自分の心を映している「鏡」であると言える。

・例えば、人間関係の問題で、他人が自分に心を開いてくれない時、それは他人に問題があるのではなく、自分が心のどこかで無意識に他の他人に対して同じことをしていることに理由がある、ということである。
この場合、他人が自分に心を開いてくれないというのが結果であり、その結果を生み出す原因は、同じように他人に心を開かない自分の心、にある、ということだ。

■他人をゆるすことが人生を豊かにする
他人をゆるさないと、常にその人を責め続けることになり、人生が窮屈になってしまう。一方、他人をゆるせば、人生にゆとりができる。
我々は、他人をゆるすこともできれば、ゆるさないことも選択できる。

・人をゆるすための8ステップ

1.”ゆるせない人”をリストアップする
2.その人に対する自分の感情を吐き出す
3.その人の行動の動機を探る
4.その人へ感謝することを書き出す
5.言葉の力を使う
⇒ありがとうを100回唱える
6.その人へ謝りたいことを書き出す
7.学んだことを書き出す
⇒どう接すれば、お互いにハッピーになれるのかを考える
8.「ゆるしました」と宣言する
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2008年09月08日

【書評】ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か

ここ一週間かけて、少しずつザ・ゴールを読んだ。
1980年代のアメリカの生産管理、サプライチェーンマネージメントを大きく変えた本。
発売当初、ちょうど日本製品が世界中を席巻していたことから、アメリカの産業を考え、著者は日本語に訳すのだけは頑なに禁止していたほどの本である。

ちなみに、日本語訳は、2001年に初めて解禁されている。





評価: ☆☆☆☆☆ (5点/5点満点中)

難しくないので、大学生以上なら誰でもオススメ。
特に、SCMのコンサルを目指す人や、生産管理に興味がある人は必読!


■ストーリー
ザ・ゴールを読むメリットとしては、小説のストーリーを通して、TOC理論(Theory of Constraints;制約理論)を学べるということ。ノウハウ本のように数式が並んでいなく、堅苦しくないため、スッと入ってくる。

ストーリーとしては、主人公である工場所長が、赤字であった自社工場を如何にして立て直すか、という課題に悪戦苦闘しながら、TOC理論を学んでいく内容である。


■TOC理論のポイント
理論が複雑なところもあるが、TOC理論のポイントをいくつかあげてみる。

1.工場の目的は、お金を儲けること
工場にとって、ただ闇雲に製品を作ることが目的ではない。
最大の目的は、顧客の手に渡って、お金になる製品を作ることである。

2.スループット、在庫、作業経費で評価

工場内の評価基準は、機械や工員の稼働率ではない。
スループット、在庫、作業経費で評価することが必要である。

スループット・・・製品の販売を通して得られるお金
         入ってくるお金:売上など

在庫 ・・・販売しようとするものを購入するために使ったお金
      溜まっているお金:在庫

作業経費・・・作業をスループットに変えるために使うお金
       出て行くお金:人件費など


3.工場内の部分最適化ではなく、全体最適化を目指せ!

工場の生産性を決めるのは、個別の作業場での生産性ではなく、工場全体の生産性である。

それまでの工場は、一つの作業プロセスでの生産性を向上する部分最適化に注力していて、全体最適化を考えていなかった。そのため、工場内のフローでのものの流れが悪く、在庫が溜まることが多かった。また、工場内でスムーズに生産されない理由がわからなく、何を改善してよいのかもわからなかった。


4.全体最適化のためには、ボトルネックに注目!
工場全体のスループット(売れる製品の生産)を決めるのは、ボトルネックである。
ボトルネックとは、全生産過程の中で、処理スピードが遅いか、並行でできる可能処理数が少ないなどといった理由で、プロセスの処理スピードが滞り、製品の出荷までの時間を決定する生産過程のことである。

例えば、朝の通勤ラッシュで、満員電車から降りて、一斉に改札に向かう人たちで考えてみよう。

この時、電車から降りてから改札までの通路を歩く時には、皆自分の思い思いの早いスピードで歩くことができる。
しかし、改札の前に来た途端、そこには列が出来ていて、スピードを落とさなければならない、というのは、皆経験があるだろう。

改札では歩行スピードが落ち、かつ同時に通れる人数も決まっているからである。
この場合、改札機がボトルネックということになる。


5.ボトルネックの能力向上を全力で行う!ボトルネックの生産が1時間遅れたら、工場全体の生産が1時間遅れる。それくらい、ボトルネックは重要である。

ボトルネックでの生産能力を向上させられるのであれば、どんなことでも実行してみる価値はある。


6.非ボトルネック(ボトルネック以外の作業プロセス)の生産能力が余っているからといって、フル稼働させてはいけない!

非ボトルネックの生産能力がボトルネックよりもはるかに早い場合、工場はすぐに在庫の山となってしまう。
ボトルネックの前の適度な量の在庫以外の在庫は、全て工場にとってはよくないものである。
CashFlowの悪化、環境変更により売れなくなるリスクの増加、在庫維持費のコスト増加に繋がるからである。


7.非ボトルネックは、生産能力をぎりぎりにするのではなく、少し余裕を持たせよ

工場では、思った通りに事はいかないことが多い。ちょっと機械がトラブルを起こして止まったり、緊急のオーダーが止まることは日常茶飯事である。この時、工場内の生産スケジュールにずれが生じてしまうが、これを数学的には統計的バラツキの発生という。

以上のバラツキに対応するため、、工場内の生産能力は、ぎりぎりにしてしまうと変動についていけなくなるので、少々余裕を持たせる必要がある。

加えて、ボトルネックの前には、これから処理が必要なものがなくなってはいけなく、適量のバッファ(ボトルネックが処理すべきもの)を常にためておく必要がある。

その理由としては、ボトルネックへの供給が遅れた時(例えば、ボトルネックの前のプロセスである非ボトルネックで何かしらの事態が起こってボトルネックへの供給が滞った時)、すぐにボトルネックでの稼動が停止にならないようにするためである。

ボトルネックは、工場の生産性を決定するため、なんとしても止めてはいけない。バッファとして溜めていた在庫の処理を行っている間に、至急に非ボトルネックの修復を行う。




以上が、簡単なポイントである。
内容は少々難しいところもあるが、ストーリー自体も興味を惹くし、
読んだあとは、生産管理について詳しくなった気になる。

また、生産管理だけではなく、より適応範囲を広げて、問題解決にも使うことができる。

オススメの一冊。
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2008年08月31日

すごい会議 大橋 禅太郎

すごい会議 大橋 禅太郎



評価: ☆☆☆ (3点/5点満点中)
会議ではいつも何も決まらない
会議の進め方に対して疑問を持っている
会議で何について話したら良いのか分からない

といったような悩みをお持ちの方にオススメです。


■メモ
本書は、大きく分けて3段階に分かれている。
・筆者が「すごい会議」に出会うまでの人生
・「すごい会議」の導入による変化
・「すごい会議」の具体的な行い方


会議の進め方についての本である。
しかし、コーチングのスタイルを取り入れている会議手法であるため、
なぜそのような会議の行い方をするのか、その背景まで読みながら探ると面白い。


何点かメモしておく。

・発表者は、意見を紙に書く
 ⇒参加者は、自分の意見が、前に発表した他人の意見に左右されないように、発表する意見を紙に書いておく

・問題点を、「どのようにすれば・・・か」の質問の表現に変える
 ⇒これによって、過去におきた課題の原因を追求するのではなく、今後どうすればよいのか、未来を向いて検討を行える

・問題について深く本質を突く
 ⇒「会社の問題は何か?」と聞くだけでは、本質には到達できない。
繰り返し問題について、深堀をする質問をすることが必要

・目指す姿を「期日・数値目標・達成したときの状況」の3つで明確に定義・共有する
 ⇒いつまでに(期日)・何を達成して(数値目標)、どうなっていたいか(達成したときの状況)

・アクションを決定する
 ⇒どれを実行するかしないかを決めて、担当者に期日と望まれる成果を明確にしてもらう


・残った問題に関しては、、誰が考えるのか、放置するのか、を考える
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2008年05月18日

ハーバードビジネススキル講座 「対話力」




対話力に若干の苦手意識があったので、図書館で借りて読んでみた。

普段の生活では意識しない、対話コミュニケーションにおける重要なポイントに対して、体系的にまとめている本。

読んでいて、新しい気付きをたくさん得ることができた。
この本に書かれていることを常に意識して、全てを使うことは不可能だと思うが、ふとしたきっかけに思い出せればいいと思う。



■◇メモ
・対面コミュニケーションの構成要素
1.言語的コミュニケーション
2.非言語的コミュニケーション

・本書で扱う4つの課題テーマ
1.話し言葉の使い方
2.非言語コミュニケーションを慎重に利用する
3.面と向かってのやり取りで、相手のシグナルを読み解く方法を習得する
4.プレッシャーの下で効果的にコミュニケーションをする



■◇1.話し言葉の使い方
・30秒で主張する練習をする

・相手の状況に合わせて、声のトーンや話の進め方を調整する
・相手が何をしてほしいか、話してほしいかの関心を、注意深く観察し、メッセージを組み立てる
・自分のメッセージを伝える時には、鮮明な言葉(物語や逸話)を使い、確かな根拠を示す。
・約束してそれを守る ⇒ 信頼関係
・チーム・ビルダーになる

■説得する
・コミュニケーションがうまい人は、自分の中で気になることがあってもそれを脇に置き、他社の心配事にきちんと耳を傾けることができる

・会話は全てドラマチックなプレゼンテーション
 事実のみに答えただけでは人々の心は掻き立てられない。 ⇒ 感情が土台にあるから

・説得では、強硬姿勢をとるな!

・リーダーの仕事
自分の関心を率直的に表現する
⇒周りに非難をぶつけない。
⇒自分がどうしたいのかを言う
包み隠さない正直な姿勢でいる
信頼を生む

◇説得の7つの要因
対比 他社の引き合いなど
見返り 懸命なリーダーは、まず与え、それから取り上げる。Give and Take
普段は常に譲歩し、重要な時に見返りを得る
コミットメントと一貫性
最初に小さなコミットメントを行う
権威 服装や行動で現す
希少価値 会社のビジョンを希少価値としてみせる
同化 人は、成功しているチームと同化したいと思う。
好意 好意を持たれる




■◇2.非言語コミュニケーションを慎重に利用する
・人間は、言語よりも先に非言語に気付く


・聞くとき
 相手の話を聞いているアピール
表情
うなづき
相槌

・話す時の注意点
顔の表情
アイコンタクト
声の大きさ
早口

■◇3.面と向かってのやり取りで、相手のシグナルを読み解く方法を習得する
・相手を味方にする
相手の意見の理解に徹底的に取り組む
相手の感情を理解する (自分の考え、自分に対してどう思っているかも)

・うそを見抜く
うそのサインは、声と身体に現れる
人はうそを着いていると、相でない時より多く間を撮り、いい間違いが増える

■◇4.プレッシャーの下で効果的にコミュニケーションをする
・ストレスを感じる際のコミュニケーション
メッセージを短くする
他の人に質問を促そう
「あなた」 ⇒ 「私」を主語に

・同僚をうまく批判する
ステップ
1.どんな批判したいか、相手のどこを変え、会話の中で自分が何を達成したいのかを書き留める
2.相手を批判するのではなく、相手の行動やパフォーマンスの改善を追及する
3.相手の自尊心を守る。 できるだけ早く批判する。 
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2008年04月13日

レバレッジ・リーディング 本田直之

今日は、今はやりの「レバレッジ・リーディング」を読みました。
最近、速読術の本を読んだお陰で、読むスピードが早くなり、
この本は1時間ちょっとで読めました。

まだまだ速読ができるというわけではないのですが、練習をまったくしていない割には、効果があったみたいです。
ポイントは、

1.文章を一文字一文字読むのではなく、ブロックで捉えること(5-10文字)
2.無理やり目を先に動かしてしまうこと

かな。
社会人にとっては、重宝しそうです。

さて、肝心のレバレッジ・リーディングですが、
最初はすらすら読んで、正直、「なんだ、これくらい自分も思ってるよ」って思っていましたが、後半、特に最後の方では、すごく役に立つことが載っていました。

「読んだ本のメモをして、それを持ち歩いて隙間時間に読み、それを反復することで、自分のものにしていく。そして、それを実践する」っていうことです。

【レバレッジ・リーディング 本田直之】
■多読とは:
本を早く読む。速読のように技術的に早くなることではなく、
本を効率よく、必要な部分だけ読むようにし、多くの本を読む。
そして、読んだ本を自分の知識・資産とし、アウトプットに生かす!

・多読の効用
 多くの人の資産を自分のものにすることができる
 本を多く読めば読むほど、一つの視点からではなく、いろんな視点から物事を見られるようになる

・レバレッジ・・・てこ
自分のリソースをあまり使わずに、数倍、数十倍の効果を得る


■読書について
 読書は投資である。
 読んだ本は、自分の含み資産となる
 他人の人生を疑似体験する。そうすることで、成功の確率が高まる。
事前にシミュレーションができる

■本の選び方
・目的を明確にする
 何のため日本を読むのか?
・自分にとって読みやすい本を読む

・同じジャンルの本をまとめて読む!
 カテゴリ集中法

・他人と共有する:同じ本を読めば、目的意識を統一できる!!

・目的の本があるときはAmazonで、漠然と本を探す時には、書店へ。

■読書の流れ

1.本を読む目的を明確化
事前に読む内容目的をはっきりさせれば、重要なところと重要でないところがわかるようになる
「この本から何を学びたいか」
⇒目的としていることが目に入ってくる
「カラーバス効果」
読書では、意識していれば、早くページをめくっても、目的のページが目に入ってくる

・自分にあった集中できる環境で読む
毎日何時から本を読むのかを決め、習慣化させるとベター

2.制限時間を設ける

3.全体を俯瞰する
タイトル、著者、前書き、目次、あとがきを先に読む。

4.読書開始
 緩急をつけて読む:重要なところは熟読、他は斜め読み
 ポイントを抑える:線(引く囲う)や☆印(最も重要なところ)、書き込み(自分の意見⇒アイディア)を使う

■読書後のフォロー
・メモを取る!
人は、本の内容を忘れやすい。
しかし、忘れては意味がない。
⇒本の内容を自分の中に刷り込み、習慣化することで自分のものにする。
 反復的に繰り返し、自分なりにアレンジする

 メモを取る

・本を二度読むことはほとんどない

■システム化した読後フォロー
1.自分の課題・目的を絞り込む
2.読むべき本を絞り込み、入手して読む
3.重要なところに線を引く、印を付ける
4.メモに要点を抽出し、持ち歩いて繰り返し読む
5.実践で試す
6.メモをブラッシュアップし、繰り返し読んで実に付ける
7.実践で条件反射的に対応できるようになる。


・メモを書く:
長くなくても良い。10行ぐらいでも良い。
スキマ時間ではそれをぱらぱら見る。

できる人は、みんな読んだ本を持ち歩いて読み返す。

・メモが溜まったら、テーマごとに分類をする。
例えば、目標管理についてのメモ、営業のやり方についてのメモ。

自分だけの究極の本となる。
資産となる。

⇒これらを、持ち歩いて何度も読む
⇒他人に話す

・実践で活用して初めて物事は「できる」ようになる。
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