2010年01月10日

中国の携帯の変化

今年の年末は、北京に行った。

2,3年前に中国に行ったときには、
中国で携帯を皆が持つようになったばかりで、
ほとんどの携帯の画面は、白黒で、3行ほどしか表示できない画面であった

そのときに、日本の携帯を知り合いに見せて、日本の携帯はすごいな、と言われたことを覚えている。

今回の中国訪問では、状況は一変していた。Nokia、Sony Ericson、サムスンなど、多くのメーカーが、iphoneのようなタッチパネルで、広い画面の携帯を発売しており、半分ぐらいの人はそれを利用していたようだった。
(そこに日本の端末メーカーがないのが残念)

さらに、地下鉄でも、社内のディスプレイではなく、窓の外のディスプレイに広告があったりと(トンネルの壁に投影しているのだろうか?)斬新だった。もちろん、電車が進むスピードにあわせて、広告も動いている!

今までの、日本で最新機種を売り、日本で片落ちになったら中国に展開するモデルでは、もはや通用しない。
最先端のものを中国市場にぶつけないと、勝てない。
それは、一部の高級品のニッチな市場だけではなく、一般人の手が届くマスマーケットだからこそ、そうしなければならない。

この国は、あっという間に日本を超えて、先にいくのだろう、と感じた瞬間だった。

ちなみに、北京での携帯電話の普及率は100人あたり104.4台で、上海に次ぐ中国2位。
posted by wph at 22:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中国

2009年06月08日

日本と中国のこれから

アサインされていたプロジェクトが一段落したため、
先週は休暇を取って、中国の上海に帰省した。

グローバルな景気後退の中においても、中国の発展は目覚しい。
実際に言ってみても、上海での人々の消費意欲や建物の建設の勢いは衰えていない。
現地の日本人駐在員や中国人の話を聞いても、そのように感じていると言っていた。

そんな中、上海に行くと、いつも日本の元気のなさについて考える。

「中国は活気にあふれているね」と中国に行った日本人はよく言う。
一部合っているだが、一部は間違っている。

中国に活気あるではなく、日本が活気ない、だけではないだろうか。
活気は、未来に対する明るい希望から生まれる。
他の国を見ても、日本はもっとも閉塞感がある国の一つだろう。

近年、多くの日本人が、現状維持を望み、野心的で、希望にあふれる人を見ると足を引っ張りたくなる傾向にあるように感じる。
世界を見渡して、日本や個々人の未来について真剣に考えなくては、このままでは、日本は衰退してしまう。
posted by wph at 17:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | 中国

2008年10月04日

中国語会話の会

今日、私がMixiで呼びかけて募った中国語会話の会が開催された。

この会は、近年、中国語を勉強する人が若者を中心に増えていて、さらに中国への日本人留学生も多いものの、彼ら・彼女らが日本での普段の生活では中国語を使う機会が少ないことから、中国語学習経験者を中心に、中国語だけでトークをする機会を増やすことを目的として立ち上げた。

今日その第一回が行われたのだが、予想以上の7名が参加した。
中国語を独学で学んでいる人から、中国での留学経験がある人までいたが、皆総じてレベルが高く、正直主催者の自分よりも中国語知ってるんじゃないか?というような人も数名いた。

今日のフリーディスカッションのテーマは、日本人と中国人の違い。
そこで出たのは、
「日本人は物事をはっきり言わないが、中国人は物事をはっきり言う」
という意見。

ここで面白いのは、日本では、「YESかNOをはっきり言わない日本人」は、ネガティブな側面で捉えられることが多いものの、中国人・中国に住んでいた人にとっては、日本人のそのような性格がすごく居心地がいい、という意見が多かったことである。

かつて農耕民族と部落社会が続いていた日本では、チームワークを大切にし、相手の気持ちを汲み取ることを大切にし、そこから物事をはっきり言わないという文化がある。
それが、今の日本人の性格を形成している。

私も、日本人のそのような性格は好きだ。
中国やアメリカに行ってから、日本に帰ってくるとなぜかほっとするのも、そのような暖かい日本文化が根底にあるような気がする。

確かに、ビジネスにおいては、欧米式の利害が対立するネゴシエーションも必要なシーンがあり、そのときには自分の意見主張をはっきり通さないと相手には伝わらないことも多いだろう。

しかし、かといって、その反面には、日本の良さもあることを忘れてはならないと思った。

今日の勉強会では、よい示唆をもらった。
今後も、月1ペースで勉強会は続けていこうと思う。
posted by wph at 22:23 | Comment(1) | TrackBack(0) | 中国

2008年01月10日

中国の負の顔

経済発展の中国。

その光に隠れる中国の影の部分。



 「都市は欧州、農村はアフリカ」



これは、あるドイツの大使がの中国の印象である。
まさに、そうである。


1月8日付けの新聞に以下のような記事があった。
【中国、貧富の差拡大】
 インフレの進行で中国の貧富の差は一段と拡大している――。
 中国政府系シンクタンク中国社会科学院は、二〇〇八年の「中国社会情勢の分析と予測(社会青書)」で上のような見解を示した。


現在、中国では商品価格と資産価格の上昇が起こっており、
その結果、中国国内の格差はさらに広まっている。

商品価格の上昇は、貧困層の支出を増やす。
どんな人でも食べ物は食べなければいけないからである。
食料を中心とした商品価格の上昇が、エンゲル係数の高い(支出に対する食費の支出の割合が高い)人にとって、重くのしかかる。

一方、資産価格の上昇は、資産を持つ富裕層の資産を、
さらに増加させる。

中国の貧富の差は、日本の格差よりもよっぽど大きい。

中国全国で、上位10%の高所得層と下位10%の低所得層に属する家庭の平均収入格差は、「約55倍」に拡大している。

経済発展の代償は大きい。
今年はオリンピックが控えているが、口だけではなくすぐにでも、対策をしてほしいと思う。

日本を標的にして国内情勢を忘れさせたりなんかしないでほしい。
中国人民もそんなにばかじゃないんだから。
政府も本格的な危機感を持たないと、たまりに溜まった中国国内情勢のエネルギーが表に出る日も訪れてしまうかもしれない。


中国人として、日本にいる自分に何ができるか考えてしまう。



日経NBオンラインの、中国の陰がわかる記事。
不面目な「中国“世界マイナス1位”ランキング」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20071011/137341/
posted by wph at 22:37 | Comment(0) | TrackBack(1) | 中国

2008年01月07日

中国の競争教育

今日は、NHKで激流中国が放送されていました。
今回のタイトルは、「5年1組 小皇帝の涙」

自分が中国で小学校に通っていた時にも思いましたが、
中国では、日本とは比べ物にならないくらいの学歴競争社会になっています。

・40-50年前の文化大革命や貧しさによる学校教育の未受講
・現在の中国における就職難・リストラの増加
・そして一人っ子政策

こういったことが重なり、
多くの中国の親は、
自分の子供が自分達と同じ苦しい道を歩むのではなく、
成功してほしいと願っています。
そして、中国における一般的な成功へのコースは、以下のように考えられています。
「成功するための一番の必要条件が、良い就職であり、
良い就職の必要条件が、高い学歴である。」

そして、親は子供に対して、加熱しすぎるぐらいに教育熱心になります。
そしていつしか、子供は、「小皇帝」となるのです。

典型的な小皇帝は、毎日朝から夕方まで学校でみっちり勉強をします。
家に帰っても、毎日深夜まで山ほどでる宿題を行います。
休日は、英語塾に通い、英語を学びます。
そして、家族での子供への会話の多くが、「勉強はどう?」となります。そして、成績が悪いと子供をしかります。(時には暴力もありますが、親は子供への愛情表現だと思っています)

親は、毎日子供の宿題をチェックします。
親は、過剰保護の傾向になります。

この教育論では、メリットもデメリット共にあります。
少しあげてみたいと思います。

・メリット
1.子供の平均的な学力の向上
2.エリートの育成

・デメリット
1.総合的な力のバランスの欠如
2.創造力やコミュニケーション能力の欠如
3.子供の親への反発
4.クラスについていけない子供の増加により、学力が二極化される
5.ひいては、格差社会をさらに助長させる


私が思う一番良くないのは、子供が勉強はしたくないという思いを増加させることです。

私は、勉強とは、
強制されるものではなく、自発的にやるべきだと思います。
勉強しろ!と怒る力を、子供がどうやったら自分から勉強したいと思わせるかについて考えた方がよっぽど良いと思います。
無理やりの勉強と自分からやる勉強は、その集中力も違えば、効果はまったく違います。

できる親ほど、頭ごなしに勉強しろと一方的な目線で勉強をすることを押し付けるのではなく、自然と子供が勉強したいと思わせるような雰囲気を作ります。
これが、将来の人材を作る上で、大切なことだと思います。
posted by wph at 01:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中国

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